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帯状疱疹

今日は帯状疱疹についてお話ししていきます!

帯状疱疹とは水痘・帯状疱疹ウィルスによって
皮膚の痛みや発疹などが起こる病気です。

初めて感染したときには水ぼうそうとして
発症し、治った後もウィルスは体内に残ります。
普段は免疫によって抑えられていますが、
加齢や疲れなどで免疫が弱まるとウィルスが
再び活動し始め、帯状疱疹を発症します。

帯状疱疹は50歳以上の人に多く発症するため
50歳以上の人は帯状疱疹ワクチン接種対象と
されています。
接種することで発症の予防効果や、発症した
場合の症状を軽くする効果が期待できます。

症状の経過としてはこのようになっています↓

聞いたことのある方も多いと思いますが
帯状疱疹の特徴は体の右側か左側の片側に
症状がでることです!
それが神経にそって症状が出るため、
帯状に広がっていくことを帯状疱疹といいます。

※②、③、④の時期は感染力が非常に高いです⚠️
小さなお子様がいるご家庭で、どなたかが
帯状疱疹になってしまった場合はお風呂やタオル
の共有はNGですのでご注意下さい‍♀️

役9割の日本人が帯状疱疹にかかる可能性を
持つとも言われ、誰でも帯状疱疹にかかる
リスクは持っているということです

帯状疱疹の症状は「かかった人にしか
辛さが分からない」とよく言われます。
その中でも症状が強く出てしまった方、
治療開始が遅くなってしまった方の
神経痛というものが帯状疱疹の辛い代表的な症状です。
神経痛は日常生活に支障をきたす程の
辛い症状となっています。

私のお爺さんもこの神経痛に長年
苦しめられていて、私が皮膚科で働く前の
帯状疱疹でなってしまい、そうなる前に
病院受診を強く勧めてたら、ワクチン接種を
やるように勧めてたらと思うばかりです!

知識があれば自分の大事な人の症状に
早く気づければ、それが大きな事にならずに
小さな事で済む事がほとんどですよね
大事な人もそうですが、自分の症状も
軽く見ないで、皮膚に出たら何かのサインだと
思って病院に受診してください❤️‍
何もなく、先生に大丈夫と言ってもらえる事が
1番の安心だと思っています

そんな中やはり大事にしていきたい!
ワクチン接種!!
こんなに辛い症状が出るかもしれない帯状疱疹を
未然に防ぐことができるかもしれない!!
まだまだ認知度の低いすごいワクチンも
あるんです

次回は❤️‍ワクチンについて説明していきます。