治療方法 TREATMENT

トライフィルプロについて

トライフィルプロとは

トライフィルプロは、CO2ガスと各種薬剤を組み合わせて使用する最新の美容医療技術で、特にニキビ跡、小じわ、陥凹瘢痕におすすめです。この治療は、CO2ガスの注入によるサブシジョン(皮膚と深部の癒着を断ち切る)と薬剤注入を組み合わせたもので、施術によるリスクを最小限に抑えつつ、効果的な若返りと美肌治療を提供します。またCO2ガスの注入により自然な治癒プロセスを活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、肌の若返りと再生を目指します。ボーア効果を利用して肌細胞に瞬間的に酸素を供給し、肌の明るさと輝きを回復させます。

このようなお悩みの方におすすめです

  • ニキビやニキビ跡、特にクレーター跡を改善したい方
  • 深いシワや小じわが気になる方
  • 毛穴の開きが気になる方
  • 目の下のクマを改善したい方
  • 肌にハリと艶を求めている方
  • 肌質を改善し、エイジングケアを重視する方
  • 自然な見た目の改善を望む方
  • 効果的な施術でダウンタイムが短いことを望む方
  • 他の美容医療で満足できなかった方
  • 凹凸のある肌を滑らかにしたい方

など

トライフィルプロ治療の特徴

1. 炭酸ガスを活用したサブシジョン: トライフィルプロでは、特殊な針を用いて皮膚表面に穿孔後、炭酸ガスを注入します。このガスが浅い皮膚層の癒着部分に広がり、炭酸ガスの作用で水平に切断され、分離されます。これは、例えば、クレーター状のニキビ跡がある場合、硬化した皮膚層の癒着を分離する効果が期待できます。また、ニキビ跡がない場合でも、切断された皮膚下の組織が再生する過程で肌質が改善される可能性があります。 2. 薬液の注入: 切り離された皮膚下の空間には、様々な薬液を注入することができます。炭酸ガスを先に注入することで、必要な空間が作られ、薬剤が皮下に浸透しやすくなるため、より効果的な治療が期待できます。 3. 薬液の均一な拡散: 治療の最終段階では、薬液注入後に再度炭酸ガスを注入して、薬液を肌内部で均一に拡散させます。この方法により、薬液の局所集中を防ぎ、効果の均一性が向上します。炭酸ガスの働きはまた、ボーア効果により患部の酸素量や血流量を増加させ、コラーゲンの生成や肌細胞の活性化を促進する効果があります。

通常のサブシジョンとの違い

1.施術方法

通常のサブシジョン: 特別な針を使用して皮膚下の繊維を物理的に切断する方法です。この手法は特に大きなニキビ跡に効果的でありますが、施術には痛みと内出血が伴い、長いダウンタイムが必要です。 トライフィルプロ(CO2マイクロサブシジョン): CO2ガスの圧力を利用して皮膚内の繊維を瞬間的に剥離し、浅めの凹凸を平らにすることが期待できます。この方法は痛みが少なく、正常な皮膚組織へのダメージが最小限に抑えられ、色素沈着のリスクも低減されます。

2.薬液の注入と副作用:

通常のサブシジョン: 手動でヒアルロン酸やその他の薬剤を注入しますが、均一性が欠けることがあり、場所によって効果に差が出るリスクがあります。 トライフィルプロ: 0.01cc単位で薬剤の注入量を設定でき、炭酸ガス、薬剤、炭酸ガスの順に3段階の注入が自動で行われるため、より薬剤が均一に行き渡ります。

3. ダウンタイム

通常のサブシジョン: 内出血がある場合、ダウンタイムは1〜2週間です。 トライフィルプロ: ダウンタイムはほとんどの場合で約3日と短く、炭酸ガスの注入量や吸引の強さを調整することにより、さらにダウンタイムを短縮することが可能です。

これらの違いに基づき、施術の選択や組み合わせが患者の状態やニーズにより最適化されることが重要です。トライフィルプロと手動によるサブシジョンを使い分け、深い凹みと浅い表面の凹凸の両方に効果的にアプローチする方法が推奨されています。

トライフィルプロの副作用

赤み 注入に使用する針や炭酸ガスによる刺激、線維化した組織を切り離したときなどの影響により、肌に赤みが出るかもしれません。赤みが出たときにはほとんどの場合、2~3日でおさまります。 腫れ 施術直後には、一時的な腫れが出るかもしれません。 内出血 打撲をしたときのように紫色の内出血が出るかもしれません。ほとんどの場合、1~2週間でおさまります。 違和感 施術後に肌を触ったときに、プチプチとしたような触り心地などの違和感が出ることもあります。ほとんどの場合、1日でおさまります。

症例紹介

CASE01

Before

After

治療内容 トライフィルプロ3回
費用 198000円
期間 3ヶ月
リスク・副作用 出血・疼痛・赤み

注意点・リスク・副作用

赤み
注入に使用する針や炭酸ガスによる刺激、線維化した組織を切り離したときなどの影響により、肌に赤みが出るかもしれません。赤みが出たときにはほとんどの場合、2~3日でおさまります。
腫れ
施術直後には、一時的な腫れが出るかもしれません。
内出血
打撲をしたときのように紫色の内出血が出るかもしれません。ほとんどの場合、1~2週間でおさまります。
違和感
施術後に肌を触ったときに、プチプチとしたような触り心地などの違和感が出ることもあります。ほとんどの場合、1日でおさまります