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かさぶた

かさぶたは傷口から流れ出た体液や膿、血液が固まってできる組織で、正式には痂皮(かひ)と呼ばれます👩‍⚕️🧑‍⚕️

傷を治すために重要な役割を果たしています👫

・血液が固まることで血が止まる。
・外からの雑菌の侵入を防ぐ。
・血管の収縮により、出血量を減らす。
・血小板や赤血球を集めて血栓を作り傷口を塞ぐ。

かさぶたができる仕組み❤️‍🩹

⭐️損傷を受けた皮膚では、血管が収縮して血液量を減らし、血小板や赤血球が集まって血栓をつくります。
⭐️血小板から分泌されるフィブリン(繊維状のタンパク質)が、血小板や赤血球などを絡め取りながら凝固してかさぶたになります。

⭐️かさぶたの下にはゼリー状の液が溜まり、この液の中で細胞の分裂が盛んになって傷が治っていきます。

かさぶたがかゆくなるのはなぜ?💡
傷を治すために分泌されるヒスタミンというアレルギー反応物質が神経に作用してかゆみを感じさせるため☹️
ヒスタミンは傷ついた血管や皮膚を早く治すために、細胞たちが活発に動くようになり、肥満細胞(マスト細胞)から分泌されます。
かゆみは傷を治すために必要ではなく、傷を治すための様々な細胞のレセプター(受容体)にヒスタミンが結合されてしまうためなのです🤝

かゆいからといって、せっかく治りかけているのに、かさぶたを剥がすのは絶対にNGです🙅‍♀️

通常であれば、1〜2週間くらいで自然に剥がれ落ちます💡
無理に剥がすと患部にダメージが強くなり、色素沈着や傷跡が残る可能性があります😢

かゆみがある場合は、掻かないように我慢する😣か患部を保冷剤や冷たいおしぼりなどで冷やしてかゆみを抑えましょう🧊