帯状疱疹は季節の変わり目や7~9月にかけて発症数が増えるという統計が出ています 。これからの時期ですね😥
身体の左右どちらか一方にピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点と水ぶくれが帯状にあらわれる事に由来して「帯状疱疹」という病名がつけられました🏥
※帯状疱疹は水ぼうそうに関係します
・初めて水痘・帯状疱疹ウィルスに感染した時は水ぼうそうとして発症します。
・水ぼうそうが治った後も、ウィルスは体内の神経節に潜んでいます
・加齢やストレス、過労が引き金となりウィルスに対する免疫力が低下すると潜んでいたウィルスが再び活動を始め帯状疱疹として発症します
☘️発症年齢
高齢の方に多くみられる病気ですが加齢やストレスが引き金となり若い方に発症することもあります
☘️発症部位
・胸から背中にかけて最も多く見られ、
全体の半数以上が上半身に発症します
・顔面、特に眼の周囲も発症しやすいです
☘️経過
皮膚の違和感ピリピリ感
↓
強い痛みを伴い身体の片側の神経に沿って帯状に赤い斑点があらわれます
↓
斑点上に水ぶくれがあらわれます
↓
水ぶくれが破れただれた状態になります
↓
かさぶたへと変わります(かさぶたになるまでは感染力を持ってます)
☘️疼痛は2~3週間で軽減します
一部の患者さんはその後も痛みが残ってしまう場合があります(帯状疱疹後神経痛)
☘️帯状疱疹後神経痛が残りやすい方
・高齢の方
・夜も眠れないほどの強い痛みがあった
方
・皮膚症状が重症の方
帯状疱疹後神経痛が残ってしまった場合ペインクリニックなどでの専門的な治療が必要となる場合があります
☘️帯状疱疹の患者さんの日常生活の注意
・安静
帯状疱疹は疲労やストレスが原因とな
り免疫力が低下した時に発症します
十分な睡眠と栄養をとり安静を心がけ
る事が回復の近道です
・患部を冷やさない
患部が冷えると痛みがひどくなりま す
温めて血行を良くしましょう
・水ぶくれは破らない
水ぶくれが破れると最近感染が起こり
やすくなります。患部は触らないよう
にしましょう
・小さなお子さんとの接触を控える
水ぼうそうにかかったことのないお子
さんに水ぼうそうを発症させる可能性
があります
🌟帯状疱疹は早期治療を行うことで
症状を軽くし、合併症のリスクを減ら
す事ができます。早めに受診にきて下
さいね