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傷の種類

生活をしている上で身近である傷☝️
傷には種類があります👩‍⚕️🧑‍⚕️
今回は傷の種類をご紹介します💁‍♀️

⭐️切り傷
包丁やカッターナイフ、ガラス、紙などによって皮膚が切れた傷。
傷が浅く小さい場合は、傷やその周辺を水で綺麗に洗い、水気をしっかり拭いてから絆創膏などでとめておけば数日で傷は治ります🩹
出血量が多い場合は、止血するための縫合処置が必要となります🩸
深い場合は、神経や血管などの組織を切断している可能性があるため、必ず医師の診察を受けて下さい🏥

⭐️擦過傷(さっかしょう)
道路のアスファルトなどにより、すりむけた傷です。
透明な組織液が滲み出てくるのが特徴で、皮膚の表面が削り取られるため、神経の末端が露出し強い痛みがあります😵
砂やゴミなどが入り、治ったあとも皮膚の中に残ってしまう場合があります。
残ってしまうと刺青の様になってしまうこともあります。
これを防ぐために、受傷後早めに十分な洗浄、ブラッシング(清潔なブラシを使い除去する方法)を行い、異物を除去することが重要です。
ブラッシングやピンセットなどでの異物の除去は慣れていないと難しく、異物が完全に除去出来ているか心配な方は医師の診察を受けましょう🏥

⭐️裂傷(れっしょう)
皮膚などが裂けてできた傷。
傷がギザギザしている。
医師の診察が必要となります🏥

⭐️刺し傷
鋭いものが刺さって出来る傷です。
包丁、釘、アイスピック、鉛筆など。
刺し傷の特徴は傷口が小さくても、奥行きが深く血管や神経、内臓など傷つけている可能性があることがあります。
慌てて刺さったものを抜くと、大量出血に繋がる危険もあるため、早急に医療機関への受診が必要となります🚑

⭐️熱傷(やけど)
熱傷は火や熱湯、化学物質が皮膚に付着したときに生じます。
高温だと短期間でやけどを起こしますが、カイロや湯たんぽなど比較的温度が低いものでも、長時間接することによりやけどになる危険があります。
やけどになったときは患部を流水でよく冷やして下さい🚰
やけどは深さによって1度から3度に分けられます。
見た目は大したことはなくても、やけどがひどい場合もあるため、念の為に医師の診察を受けて下さい🏥

⭐️凍傷
雪山やスキー場、雪山登山など氷点下の環境に長時間さらされることで、身体の組織自体が凍結してしまい、血行が途絶えることで起こる病気です🗻
凍傷の程度は気温の低さと、寒さにさらされている時間によりきまります。
症状は凍傷した組織の深さと量によって異なります。
皮膚は感覚がなくなり、白くなったり、腫れたり、黒く革ような状態になることもあります。
最悪の場合、壊死する可能性もあります。
患部はできるだけ早く、温水で温める必要があります。
ほとんどの場合、時間の経過とともに回復しますが、ときには壊死した組織を取り除くため手術が必要となります。

凍瘡(しもやけ)と凍傷(とうしょう)は似ていますが、全く違う病気です。

⭐️咬傷(こうしょう)
犬などの動物に咬まれた傷のこと。
見た目は小さな傷でも意外と深く、動物の口の中にはたくさんの細菌が常在しているため、傷が深くまで汚染されてしまいます。
動物に咬まれた場合、傷口を流水で十分洗い
ただちに医療機関に受診して下さい。
特に、野生動物や蛇などの毒を持つ可能性のある動物に咬まれたときは、ためらわず救急車を呼び医療機関へ受診して下さい🚑