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帯状疱疹

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
80歳までに約3人に1人が発症すると言われています1

先日家族が帯状疱疹に罹りました。

腹部に小さな赤い発疹があり、本人は虫刺されかな〜?と

よく見ると水疱のよう、痛みを尋ねると発疹の上部に痛みあり、背中を見ると帯状に発疹が広がっていました。

帯状疱疹かもと伝えると

「ほっておいても治る?」と

とんでない🔥🔥

帯状疱疹は痛みを伴う後遺症が残る方もいるため
すぐに受診すすめました。

日曜日だったため休日当番のクリニックに受診し、抗ウイルス薬を5日分処方していただきました。

帯状疱疹は薬を使ってウイルスの増殖を抑制することで、急性期の皮膚症状や痛みを緩和し、合併症や後遺症を軽減することが出来ます。

できるだけ早期の治療開始が重要です。

帯状疱疹は、他の人に帯状疱疹としてうつることはありませんが、
水ぼうそうにかかったことのない乳幼児などに、水ぼうそうとしてうつる場合があるため小さなお子さんがいるご家庭はご注意ください。

予防には、ワクチン接種が有効です。50歳以上の方、または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方は、任意接種として受けることができます。

帯状疱疹は早期に適切な治療を行うことで症状を軽くし、帯状疱疹後神経痛のリスクを減らします。
帯状疱疹かなと思ったら早めに医師にご相談ください。