尋常性乾癬について
尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん) とは
皮膚が赤く盛り上がり、その上に銀白色の粉が付着し ポロポロと剥がれ落ちる病気です。 良くなったり悪くなったりを繰り返す 経過が長い病気です。
尋常性乾癬の原因
原因は乾癬になりやすい体質(遺伝的素因)に
飲酒・機構・ストレス・喫煙・食生活などの外的因子と
糖尿病・脂質異常症・肥満などの内的因子といった
複数の環境因子が加わり発症すると考えられています。
関節痛がある場合は、関節症性乾癬という病気で、
より強力な治療が必要です。
尋常性乾癬の治療方法
ステロイド、ビタミンD3および
これらの配合外用剤などで治療します。また、ビタミンAの飲み薬、
シクロスポリンという免疫抑制剤、アプレミラストという
免疫調整薬を使用することもあります。
紫外線を照射して過剰な免疫を抑える治療法も有効です。
皮疹が重症の場合は、生物学的製剤(免疫に関わる物質のはたらきを弱めて感染の症状を抑える薬)治療のために
浜松医科大学付属病院などへご紹介します。